神の守りのうちに
岐阜純福音教会 山田日出夫
「わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る」
イザヤ書:四一章十節(新改訳)
私は名古屋工業大学で教鞭をとっていましたが、ギデオン協会の働きを通して、竹内理事長と親交を深め、福祉に関する分野でのボランティア活動を地道に続けてまいりました。
岐阜キングス・ガーデンには、その設立当初に働きを支える一員として加えられ、祈りつつ今日を迎えています。
私は、昨年9月の始めに、コロナと尿路感染症によって突然倒れ、救急車で病院に運ばれました。それから三週間ほど点滴以外何も身体に栄養を受けずにいました。そのため、体重は10キロ程減少し、脳の働きが以前とは相当に変わってしまいました。
八十六歳になっている現在、多くの人々の助けを得て生活をしています。
巻頭言の原稿をと依頼を受けて、私は日々の生活の様子を簡単に書けると思っていましたが、書き始めると、そのたいへんさに気がつきました。そこで、文章の構成に娘の助けを借りて、家の裏庭を中心にして最近感じていることを書くことにしました。
今は五月が終わろうとしています。紫陽花や薔薇の花が咲き出しました。家の周りの砂利の間には、ドクダミの花が咲き誇っています。初夏を感じる今の季節にふさわしい花々に見えます。猫の額ほどの裏庭ですが、神様の御業の花々が咲いています。
この寄稿のために、家内が花の挿し絵を描いてくれました。
私は穏やかな毎日を、たくさんの人に支えられていることを感謝します。
なかよし村の皆さまの毎日も、たくさんの人々に支えられて平安でありますようにとお祈りしています。