神が舞い降りてきた
長良キリスト教会
グレースチャペル 増田みどり
「初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり 子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた。」ヨハネの福音書1章1節、14節
最近「神対応」という表現を目にします。「〇〇の神対応に感動!」例えば、バスの中で泣き出してしまった赤ちゃんのママ、周りの人に気を遣って必死にあやしているその時、運転士さんが声をかけて「お母さん、大丈夫ですよ、気にしないで。赤ちゃんは、きっと眠いか、暑いか…。元気でいいですね。」なんと心和ませる優しい言葉でしょう。人の想像を超えた温かく愛に溢れた対応、批判や悪意にもまともに反応せずに、むしろ相手への思いやりで返す寛容さ、徳の高さ、人は神様について、そんなイメージを持っています。
また、卓越したプレーで思いがけずチームを勝利に導いたスポーツ選手や最高の作品を完成できたクリエイターは、「神が舞い降りてきた。」とも表現しています。神様の力は人の力を超越していると、人は認識しています。
このように私達がイメージしている神様が、その時だけでなく、いつも一緒にいてくださったらどうでしょう!
それは夢でなく、実現したのです。愛と優しさに満ち、高貴で気高い神様が、天から私達のところに「舞い降りて来た」それがクリスマスです。もともと神様に造られた私達が、神様から離れて迷い、悩む様子をご覧になって、神様は御子イエス・キリストを遣わし、助けの手を差し伸べてくださいました。天から来てくださった主、イエス・キリストは、私達の人生を、信じられないほど喜びに溢れるものに変えてくださいます。私達はこの神の御子、イエス・キリストと一緒に人生を歩みましょう。
メリークリスマス!