見よ。わたしは新しいことをする。イザヤ書四三・十九
NPO法人代表 三谷六郎
岐阜キングス・ガーデンの今年度のみ言葉の通りに特定非営利活動法人(NPO)の認証が10月28日 県から与えられました。感謝して聖名を崇めます。これからの福祉活動を進めていく上での基本条件でもあり、これによって安定した基盤の上で事業を拡大し、社会貢献していくことが出来ます。
2008年11月2日「権勢によらず、能力によらず、私の霊によって」ゼカリヤ4・6 このお言葉の上に立って岐阜キングス・ガーデンは僅か6名の方々の祈りによって始められました。お金もなければ、土地も組織もなく、有力な方も金持ちも居りませんが主を愛する素朴な信仰に結
ばれ、人ではなく、お金にでもなく、ひたすら神にのみ信頼し従って今日に至りました。
定期的な祈り会では増田由夫牧師からお言葉とメッセージを頂き、幾つかの小グループに分かれ課題を挙げて祈り続けてまいりました。
キングス・ガーデンの理念は、「その砂漠を主の園のようにする、そこには、楽しみと喜び感謝と歌声がある」イザヤ51・3また、神に仕えるように利用者に仕えることです。
超高齢社会の今日、深刻な問題を耳にしない日はないほどです。この崇高な理念を全うするためには、厳しい現実を受け入れなければなりません。老人の中には謙虚で感謝して喜んで下さる方ばかりではありません。傲慢で感謝するどころか反抗的な方だっているのです。その方々にも微笑を失わずお仕えすることは、口で言うほどやさしいことではありません、また場合によっては排泄との戦いもあります。
私が介護の現場に立った最初の日、彼はカウボーイの中で伝道しておられた方でしたが、高齢で自分のことは何一つ出来なくなっておられました。下のお世話に彼のベッドに立ったとき、私はその汚さと悪臭で貧血を起こしてしまいました。私を指導していた金髪で青い目のお嬢さんは優しく言葉かけを続けながらPraise the Lordと主を賛美したのです、その驚きは鮮明でした。これがキングス・ガーデンの理念であることを学びました。